サイレントマジョリティという曲のPVの感想と脱線した政治の話

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https://m.youtube.com/watch?v=DeGkiItB9d8&feature=youtu.be

欅坂46というグループのサイレントマジョリティーというデビュー曲を聞いて、思った以上に考えさせられた夜となったので記念にかきかき。

Facebookを開いていたところ、誰かがコメント付きでシェアしてあった欅坂46のサイレントマジョリティー。その方も特にAKBグループのファンの方ではなかったので興味範囲に私もそのリンク先を押してみました。

衣装的に乃木坂46さんみたいだな〜程度に見始めましたが、見ていると彼女らの容姿というより、力強い曲とメッセージ性の強い歌詞。歌詞が私的にはとても刺さったのですが決して曲負けしているわけではなく、その曲を表現するセンターの子の純粋無垢な強さというのでしょうか…目にも意志を感じるような強さがありました。

そしてPVを見た後に知ったのですが、この曲が欅坂46というグループのデビュー曲だそうで。デビュー曲ってそのグループのイメージを決める第一印象に当たるものだと思っていたので、アイドル感の強い曲ではなくデビュー曲でこのメッセージ性の強い曲…とても興味深くて。秋元先生がこのグループに今の時代を変えていってほしいという思いをこめているのではないかと空想を広げてしまうほどでした。

話は逸れますが、私になぜこの曲が胸に響いたのか考えてみました。私は日本の政治に疑問をもっていて何よりみんなの“政治の話題にあえて触れない”感にいつも疑問を持っていたからです。政治的発言をする人を一歩後ろから見るような。過激な発言をする人や意見を押し付けるような人は私も好みませんけど。
歌詞にあるように私も何も行動しない人はYESと肯定しているのと同じだと思っています。

そしてこの曲名もとても意味深いです。
サイレント・マジョリティ=「物言わぬ多数派」「静かな多数派」という意味。 積極的な発言行為をしないが大多数である勢力のこと。 対義語はノイジー・マイノリティ(「声高な少数派」の意味)とされる。

この歌詞自体の真意とは異なりますが、私の何も行動をしない人を具体的にいうと、選挙権を持っているのにそれを放棄している人です。政治はつまらない、関心がない、ではなく関わらずにはいられないものだと思っています。私も今の政治はつまらないし正直あまり考えたくないです。でも自分自身の生活に関係のあることなのと子供たちやこれからの日本を考えると一人ひとりに責任のあることだと思います。票にかける想いにそれぞれ重い軽いはあると思いますが、少しでも社会に対して疑問や不満を思うのなら票に自分の意志を落とすべきだと思っています。

ここまで言いましたが、生きていて人を傷つける以外は自由でいいと思います。なので確かに選挙にいかないのも放棄するのも自由です。でもその場合、今の社会や現状に文句を言う権利はないと思います。
当たり前だと思っていることは当たり前じゃないんだと思ってほしい…。でもいくら外から言ってもそれに気付くのは、本人でしかないんだとも思います。きっかけは3.11だったり戦争への恐怖だったり。もしかしたら自分に問題が起きてから初めて気付くことかも知れません。ひとりでも大切な人がいるのならその人を大事に思うきっかけにでも政治に関心を持ってほしい。
政治はどうしてもお金や思惑が絡みます。“みんなが生活しやすいように考えてくれるのが当たり前”、“戦争はもう原発も落とされてるし今後日本で起こるはずがない”などの当たり前が当たり前じゃないんです。歴史は繰り返されると思います。


ほんと何様だけど私の個人的な意見だし、この曲を聞いて改めて考えたことがあったので吐き出しておしまーい。

どちらかというと楽観的だし平和主義な人間だけど、やることはやりたいってだけです。